OneNoteで人気、Windows版Word/Excel/PowerPointにも万年筆・筆ペンツールが追加

Windows版「Word」、「Excel」、「PowerPoint」アプリのペンツールを拡充。リボンの［描画］タブにはカスタマイズ機能も

　米Microsoftは8月12日（現地時間）、Windows版「Word」、「Excel」、「PowerPoint」アプリのペンツールを拡充したと発表した。これに併せ、リボンの［描画］タブにも改善が加えられている。

　同社は昨年10月、Windows版「OneNote」アプリに万年筆と筆ペンを追加したが、これが好評だったとのこと。そこで、「Word」や「Excel」、「PowerPoint」にもこれらのペンツールが導入される。

Windows版「OneNote」アプリで好評の万年筆と筆ペンツール

　しかしこうした機能拡張により、リボンの［描画］タブに表示されるツールが増え、使いにくくなったと感じるユーザーもいるかもしれない。そこで、描画ツールを追加・削除・並び替えするオプションも実装された。よく使う描画ツール以外は削除してスッキリさせたり、お気に入りの描画ツールを使いやすいところに配置するといったカスタマイズが行える。描画ツールの配置変更はドラッグ＆ドロップ操作で可能。削除などは右クリックメニューから行える。

描画ツールの配置変更はドラッグ＆ドロップ操作で可能。削除などは右クリックメニューから行える

　この機能は「バージョン2508」（Build 19127.20000）以降を実行しているWindowsユーザーの「Word」、「Excel」、および「PowerPoint」で利用可能だ。

　ただし、オブジェクト選択ツール、なげなわ選択ツール、消しゴムツールの場所は固定となっており、順序を変更することはできない点には注意したい。