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2026年1月末までに「Microsoft 365」アプリの更新を、一部の音声関連機能が利用不能に

バックエンドサービスのアップグレードが影響

「Microsoft 365 管理センター」のメッセージ

 2026年1月末以降、v16.0.18827.20202より前のバージョンを利用している「Microsoft Office」クライアントアプリで読み上げ、文字起こしディクテーション(音声入力)といった機能が利用できなくなるとのこと。米Microsoftが8月1日(現地時間)、「Microsoft 365 管理センター」で注意喚起を促すメッセージを公開した。

 同社によると、「Microsoft 365」アプリ(Word、Excel、PowerPointなど)ではこれらの機能を提供するバックエンドサービスのアップグレードが計画されているとのこと。その影響で、古いバージョンの対応が打ち切られるようだ。

 なお、バックエンドサービスのアップグレードは以下のスケジュールで行われる予定。

  • 一般提供(全世界): 2026年1月末
  • 一般提供(GCC、GCC High、DoD):2026年3月末

※GCC、GCC High、DoDは米国の政府機関など向けの環境

 それまでに「Microsoft 365」アプリをv16.0.18827.20202およびそれ以降のバージョンへアップグレードする必要がある。