ニュース
UWP製「Word」「Excel」「PowerPoint」モバイルアプリがサポート終了へ
あと半年でサポート打ち切り、後継製品への移行を
2025年4月21日 13:06
UWP(Universal Windows Platform)製の「Word」、「Excel」、「PowerPoint」モバイルアプリは、2025年10月14日をもってサポート終了となる。Microsoftは4月19日(現地時間)、「Microsoft 365 管理センター」で改めて注意を喚起している。
サポートが打ち切られたアプリには、セキュリティ修正を含むアップデートが提供されなくなる。利用の継続は可能だが、セキュリティリスクなどの観点からおすすめはできない。まだこれらのアプリを利用している場合、サポート終了までに削除するよう同社は呼び掛けている。
移行先として推奨されているのは、以下の3つだ。
- モバイル版「Microsoft 365 Copilot」アプリ:「Word」、「Excel」、「PowerPoint」を1つに集約したアプリ(「Microsoft Office」アプリから改称)。iOSとAndroidで利用できる
- Web版の「Word」、「Excel」、「PowerPoint」:「microsoft365.com」へサインインすることで、無料で始められる
- 「Microsoft 365」プランのWindowsデスクトップ版「Word」、「Excel」、「PowerPoint」:有償だが、フル機能のデスクトップアプリを利用可能
なお、同じくUWP製の「OneNote for Windows 10」も2025年10月14日でサポート終了となるので注意。「Microsoft OneNote for Windows」(Win32)への移行が必要となる。「Windows 10」「Office 2016」「Office 2019」のサポート終了にも今から備えるべきだろう。