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UWP時代の地図基盤・APIが非推奨に ~Mapコントロールを組み込んだアプリなどに影響【14時50分追記】
利用の継続は当面の間可能だが、もはやアップデートされることはない
2025年4月11日 06:45
米Microsoftは4月8日(現地時間)、UWPの「Map」コントロールと「Windows Maps platform API」を非推奨とすると発表した。利用の継続は当面の間可能だが、もはやアップデートされることはない。
この変更は、地図機能のために「Map」コントロールを組み込んでいるUWPアプリや、「Windows.Services.Maps」ネームスペースのAPIを内部で利用しているアプリに影響する可能性がある。OS標準だった「Windows マップ」(Windows Maps)アプリは、2023年末にオフラインマップ機能を終了している。「Map」コントロールなどのアップデートが終了すれば、オンラインマップも遠からず動作しなくなるだろう。
後継サービスは、2024年5月に「Bing Maps for Enterprise」を統合した「Azure Maps」。「Bing Maps for Enterprise」自体は2028年6月30日までサポートされるが、それを待つことなく、1年以内に「Azure Maps」へ移行することが推奨されている。
[2025年4月11日14時50分] Microsoft Bing Blogによると、「Map」コントロールを組み込んだアプリなどには、アプリ自体に詳細を示すバナーが表示されるとのこと。