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「Microsoft 365」アプリは「Microsoft 365 Copilot」に ~2022年10月に続く2度目の改称

生成AI「Copilot」や「Office」生産性アプリを集約したホームアプリ

「Microsoft 365」アプリは「Microsoft 365 Copilot」に

 Windows 10/11に標準搭載されている「Microsoft 365」アプリ(旧称「Office」アプリ)が、「Microsoft 365 Copilot」へと改称された。これに合わせ、アプリアイコンのデザインも刷新されている。

アプリアイコンのデザインも刷新

 「Microsoft 365」改め「Microsoft 365 Copilot」は、同社の生成AI「Copilot」や生産性アプリ(「Word」、「Excel」、「PowerPoint」など)を集約したアプリ。以下の機能を備えており、アプリランチャーやホームアプリとしての役割を担う。

  • アプリ、ファイル、テンプレートなどの検索
  • ドキュメント(Word)やプレゼンテーション(PowerPoint)など、ファイルの種類を指定して新規作成
  • 最近開いたファイル、他のユーザーと共有しているファイル、お気に入りのファイルなどへすばやくアクセスできるクイック アクセス
  • 「Microsoft 365」サービスに含まれるアプリへのアクセス。Webアプリだけでなく、デスクトップアプリのダウンロードも可能

 初期リリース時は「Office」アプリと呼ばれていたが、2022年10月に「Microsoft 365」へとリブランド。2025年1月に入って今回、さらに「Microsoft 365 Copilot」アプリへと改称された。

同社の生成AI「Copilot」や「Office」生産性アプリを集約したホームアプリ

 今回の改称は「Microsoft 365 Personal」「Microsoft 365 Family」プランへの「Copilot」統合、および値上げに合わせて実施された。「Word」や「Excel」といった同社の生産性アプリ群(通称「Microsoft 365」アプリ)との区別も容易となる。

 なお、アプリの機能に大きな変更はないようだ。[Ctrl]+[Shift]+[Alt]+[Windows]キーでアプリを起動できるのも変わらない。「Copilot Chat」だけはアプリエントリのみで中身がないが、近日中に公開されるとのこと。

「Copilot Chat」だけはアプリエントリのみで中身がない

ソフトウェア情報

「Microsoft 365 Copilot」
【著作権者】
Microsoft
【対応OS】
Windows 10 バージョン 1903以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
18.2501.1105.0