Windows 11のタスクバーから気軽に使える「Microsoft 365」支援アプリがテスト中

「Windows 11」のタスクバーから直接「Microsoft 365」の連絡先やファイル検索、カレンダーなどにアクセスできる「Microsoft 365 Companions」

　「Windows 11」のタスクバーから直接「Microsoft 365」の連絡先やファイル検索、カレンダーなどにアクセスできる「Microsoft 365 Companions」というアプリの提供が計画されているとのこと。米Microsoftが8月11日（現地時間）、「Microsoft 365 Roadmap」で明らかにした。

　「Microsoft 365」コンパニオンアプリは連絡先（People）、ファイル検索、カレンダーの3つから成っており、それぞれ「Windows 11」のタスクバーにピン留めして使うことが想定されている。各コンパニオンアプリは単機能の軽量アプリとなっており、わざわざ「Microsoft 365」（Office）アプリを起動するよりも手軽なのが魅力だ。

タスクバーから気軽に「Microsoft 365」の連絡先へアクセス

　「Microsoft 365」コンパニオンアプリは現在、プレビューという扱いになっており、以下の条件を満たすテスト環境へ自動で展開される。

• ビジネス向け「Microsoft 365 Insider Program」に参加している
• 「Microsoft 365」デスクトップ アプリをインストールしている
• 「Windows 11」を実行している

　展開スケジュールは以下の通り。

• ベータチャネル：2025年4月1日から展開中
• プレビューチャネル：2025年6月5日以降

　不要な場合は、管理者側で無効化できる。また、「Microsoft Teams」ライセンスがない場合は「People」コンパニオンアプリの機能が一部制限される（通話やインスタントメッセージが無効）ほか、カレンダーにはアクセスできない点には注意したい。