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「OneNote」も[Ctrl]+[Shift]+[V]キーによる書式なし貼り付けをサポート

「Word」「Excel」に遅れること数年、ようやく実現へ

[Ctrl]+[V]キーで貼り付けると、太字や斜字といった書式が保持されることがある

 米Microsoftは7月29日(米国時間)、書式なしでテキストのみを貼り付けるショートカットキー[Ctrl]+[Shift]+[V]を「Microsoft OneNote」アプリにも導入する計画を発表した。すでに「Word」「Excel」ではサポートされているが、ようやく「OneNote」でも利用できるようになる。

 たとえばWebページのテキストをクリップボードへコピーし、[Ctrl]+[V]キーで「OneNote」へ貼り付けると、太字や斜字といった書式が付いてくることがある。これは「OneNote」が書式付きテキスト(リッチテキスト)に対応しており、クリップボードテキストの書式をできるだけ尊重するためだが、ときに煩わしく、お節介に感じることがある。

 そこで便利なのが、 [Ctrl]+[Shift]+[V]キー だ。いつものショートカットキーに[Shift]キーを加えることで、貼り付け時に書式を取り除くことが可能。プレーンテキストでの貼り付けにこのショートカットキーを採用するアプリは多いので、覚えておいて損はない。

[テキストのみ保持](書式なしのプレーンテキスト)の貼り付けオプション。今後は[Ctrl]+[Shift]+[V]キーで行える

 このショートカットキーは、以下のバージョンのデスクトップ版アプリ(Windows/Mac)とWeb版でサポートされる。

  • Windows:ビルド 16.0.19101.10000以降
  • Mac:ビルド 16.100.719.0以降

 なお、本機能は不具合の有無を監視するため、提供範囲を段階的に拡大しながらリリースされる。そのため、当該バージョンを利用していてもすぐに利用できるとは限らない点には注意したい。