NEWS(10/06/02 17:18)
Webメール機能を追加した無償グループウェア「Group Session」v3.0.0が公開
“テーマ”機能や“オペレーションログ”機能も搭載
日本トータルシステム(株)は2日、プラグインで機能拡張が可能なJava製の多機能グループウェア「GroupSession」の最新版v3.0.0を公開した。3年ぶりのメジャーバージョンアップとなる本バージョンではさまざまな機能改善や不具合修正が施されたほか、新たに“WEBメール”機能がプラグインとして追加されている。
“WEBメール”機能では、Webブラウザー上でメールの送受信や閲覧が可能。ユーザーインターフェイスの各所に“Gmail”などでも利用されている“Ajax”技術が採用されており使いやすい。また、全文検索、ラベル管理、フィルターなどといった機能も充実しているほか、有償の専用デスクトップクライアント「CrossRide」と組み合わせることでWebメールの新着通知も可能だ。
さらに、画面の色をカスタマイズできる“テーマ”機能や、各ユーザーの操作履歴を保存する“オペレーションログ”機能が追加された。加えて、ユーザーおよびユーザーグループの管理機能やWeb API機能なども大幅に強化されている。
「GroupSession」は、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7などに対応するフリーソフトで、個人・法人やユーザー数を問わず無償で利用可能。ただし、インストール代行や保守など第三者へのサービス提供は禁止されている。
なお、本バージョンからは動作環境が若干変更されており、動作にはJavaランタイム(JRE) 6.0以降と、アプリケーションサーバー「Apache Tomcat」v6.0が必要となっているので注意。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- 日本トータルシステム(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0.0(10/06/02)