NEWS(10/06/16 18:45)
Opera、さらに高速化しWebM動画にも対応した「Opera」v10.60のベータ版を公開
JavaScript実行のベンチマーク結果が前バージョンより50%高速化
Opera Software ASAは16日、独自エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera」の次期バージョンの英語ベータ版となるv10.60 Betaを公開した。本ベータ版の主な変更点は、HTML5の“video”タグによる動画再生機能でWebM形式の動画を再生できるようになったこと。
さらに動作速度も向上し、同社によるとJavaScript実行のベンチマーク結果が前バージョンより50%高速化したという。また、IPアドレスや無線LANのアクセスポイント情報などから現在位置を割り出してWebサーバーへ位置情報を送信する機能や、Webアプリケーションをキャッシュしてオフラインで実行する機能なども追加された。
そのほか、ユーザーインターフェイスも改善されている。たとえば、“Speed Dial”で表示するWebページのサムネイル画像がワイドスクリーン向けの縦横比になった。また、タブの上へマウスカーソルを重ねた際に表示されるプレビューの切り替えがスムーズになったほか、プレビューの下部へぼかしの効果が適用されて美しくなった。
本ソフトは、Windows 2000以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- Windows 2000以降(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 10.60 Beta(10/06/16)