NEWS(10/06/23 19:31)
エバーノート、“Evernote”へメモした写真内の日本語を認識して検索可能に
Windows版のクライアントを含む各種クライアントソフトでも利用可能
テキスト・画像・音声などをWeb上に保存していつでも引き出し可能にできるオンラインメモサービス“Evernote”を日本国内で提供するエバーノート(株)は23日、“Evernote”にアップロードした写真に写っている日本語文字列を認識し、キーワード検索できるようになったことを発表した。同機能は“Evernote”のWebサイト上のほか、Windows版のクライアント「Evernote for Windows」を含む各種クライアントソフトでも利用可能。
「Evernote for Windows」は、“Evernote”に登録された各種メモをすばやく検索・閲覧したり、各種メモの作成・アップロードができる専用クライアントソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在“Evernote”の公式サイトからダウンロードできる。
画面は3ペイン型で、左ペインはメモの絞り込み条件のツリー、中央ペインはメモ一覧、右ペインは選択したメモの表示欄となっている。いったん起動するとタスクトレイに常駐してすばやく起動可能。
テキストメモを作成する場合は、ツールバー上の[新規メモ]ボタンを押し、右ペインでメモを記述する。テキストメモはフォントの変更や太字・斜体などの文字修飾、表や箇条書きといった書式に対応しているほか、メモにタグを付加することもできる。また、Webブラウザーなどで選択した文字列をドラッグ&ドロップやホットキーでメモとして登録したり、TXTファイルのドラッグ&ドロップでメモを登録することも可能。
さらに、JPEG/PNG/GIF画像やPDF文書、MP3/WAVE音声をドラッグ&ドロップでメモとして登録したり、指定したウィンドウのスクリーンショットをメモとして登録できる。登録したメモはツールバー上の[Email]ボタンから指定した宛先へメールとして送信することも可能。
メモを探す際は左ペインに表示された“タグ”“作成日”といった条件で絞り込むほか、画面右上の検索欄から全文検索することが可能。編集部にて試用したところ写真に写っている文字列の全文検索は、オンラインとの同期後に利用可能になる模様。
- 【著作権者】
- Evernote Corporation
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.5.4