NEWS(10/09/01 15:14)
Adobe、手軽にAIRアプリの雛形を作成できる「AIR Launchpad」のベータ版を公開
ウィザード形式でAdobe AIRの機能や雛形に含めるサンプルコードを指定するだけ
米Adobe Systems Incorporatedは8月23日(現地時間)、“Adobe AIR”を利用したデスクトップアプリケーションの開発を支援するツール「Adobe AIR Launchpad」のベータ版を公開した。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、同社のラボサイト“Adobe Labs”からダウンロードできる。なお、動作にはAdobe AIRが必要。
「Adobe AIR Launchpad」は、ウィザード形式で簡単に“Adobe AIR”アプリケーションの雛形を作成できるソフト。作成した雛形は、「Adobe Flash Builder」などの開発環境で利用可能なプロジェクトファイルとなっており、開発環境で読み込んで修正・拡張するだけで“Adobe AIR”アプリケーションを作成できる。
ウィザードには、順に“Settings”“Configuration”“Sample”“Generate”という4つのステップが用意されている。まず、“Settings”でウィンドウの大きさや名前、最大化・最小化の可否といったメインウィンドウの設定を指定し、“Configuration”では利用する“Adobe AIR”の機能をチェックボックスでON/OFFする。次に、“Sample”で雛形に含めるサンプルコードを指定しよう。
最後に“Generate”で出力先を指定すれば、雛形が生成される。雛型には、プロジェクトファイルやサンプルコードをZIP形式で圧縮した書庫ファイルも含まれており、「Adobe Flash Builder」へ直接インポートすることも可能だ。
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- Beta 1(10/08/23)