NEWS(11/04/27 15:13)

ユーザーが作成したMQO形式の3Dデータを読み込み可能になった「コミPo!」v1.50

ネット上で公開されている3Dデータを利用した自由度の高いマンガ制作が可能

「コミPo!」v1.50「コミPo!」v1.50

 コミPo製作委員会有限責任事業組合は27日、絵を描くのが苦手な人でもマンガを制作できるソフト「コミPo!」の最新版v1.50の提供を開始した。本バージョンの主な変更点は、ユーザーが作成した3Dデータの読み込みに対応したこと。なお、本ソフトの無料体験版で本機能を試用することはできない。

 3Dモデリングソフト「Metasequoia」で作成できるMQO形式の3Dデータを読み込んで、マンガに登場するキャラクターやアイテムとして利用可能。これにより、自分で作成した3Dデータや、インターネット上で公開されている3Dデータを利用した自由度の高いマンガ制作ができるようになった。読み込んだ3Dデータは、ほかの素材と同じ操作でカメラのアングルを変えたり、拡大・縮小することが可能。

 「コミPo!」の公式サイトでは、読み込めるMQOファイルの仕様や、推奨する3Dデータの作成方法などが記載されているので、興味のある人はこちらを確認しよう。

 また本バージョンでは、コピー・貼り付け機能が強化されており、ほかのソフトでクリップボードにコピーした画像を「コミPo!」の編集画面へ直接貼り付けたり、「コミPo!」上の画像をほかのソフトへ貼り付けることが可能となった。そのほか、3Dアイテムに白と黒のイヌが追加されている。

 「コミPo!」は、Windows XP/Vista/7および64bit版の7に対応し、価格はダウンロード版が6,700円(税込み)。最新版はオンラインアップデートで提供されており、すでに製品版を利用しているユーザーは無料でアップデート可能。

【著作権者】
(株)ウェブテクノロジ・コム、コミPo製作委員会有限責任事業組合
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/7 x64
【ソフト種別】
ダウンロード販売 6,700円(税込み)など
【バージョン】
1.50(11/04/27)

(加藤 達也)