NEWS(11/06/30 17:19)

複数のIMを一括管理できる「Instantbird」v1.0が公開、TwitterやFacebookにも対応

Windows Live Messenger、Yahoo!メッセンジャー、Google Talkなどをサポート

「Instantbird」v1.0「Instantbird」v1.0

 複数のインスタントメッセージ(IM)サービスを一元管理できるメッセンジャーソフト「Instantbird」v1.0が、28日に公開された。Windows 2000以降などに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、本ソフトの公式サイトから英語版をはじめとする11カ国語版をダウンロードできる。

 「Instantbird」は、複数のIMサービスに対応したメッセンジャーソフト。2007年から開発が進められており、約3年半の開発期間を経て今回ついにv1.0が公開された。

 本ソフトがサポートするIMサービスは、“AOL Instant Messenger(AIM)”“Windows Live Messenger(MSN Messenger)”“Google Talk”“XMPP(Jabber)”“Yahoo!メッセンジャー(日米双方に対応)”など。それ以外にも、IRCやTwitter、Facebookのチャット機能などのクライアントとしても利用可能。

 これらのサービスのアカウントは、コンタクトウィンドウで一元的に管理できる。また、会話ウィンドウはタブ切り換え式になっており、さまざまな種類のサービスを混用していても、ひとつのウィンドウへすっきりとまとめることができる。グループチャットやファイル転送機能は備えないものの、複数サービスを掛け持ちしているユーザーにとっては十分役立つだろう。

“Windows Live Messenger”“Yahoo!メッセンジャー”などに対応。TwitterやFacebookも利用できる“Windows Live Messenger”“Yahoo!メッセンジャー”などに対応。TwitterやFacebookも利用できる

会話ウィンドウはタブ切り換え式会話ウィンドウはタブ切り換え式

画面の見栄えを手軽にカスタマイズできるテーマ機能も備える画面の見栄えを手軽にカスタマイズできるテーマ機能も備える

 さらに、ユーザーインターフェイスが「Firefox」や「Thunderbird」でお馴染みの“XUL”で作られているのも本ソフトの特長。「Firefox」や「Thunderbird」と同様、拡張機能で好みに応じて機能を追加できるほか、画面の見栄えを手軽にカスタマイズできるテーマ機能も備えている。

【著作権者】
The Instantbird Team
【対応OS】
Windows 2000以降など(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(11/06/28)

(柳 英俊)