NEWS(11/07/08 17:10)
“Google Maps API”v3に対応しAPIキーの入力が不要になった「轍 Wadachi」v3.50
データファイルの形式が従来のTOUR形式から独自のWDF形式に変更された
GPSデータをもとにルート情報や写真を盛り込んだ地図ページを作成できる「轍 Wadachi」の最新版v3.50が、7日に公開された。最新版の主な変更点は、“Google マップ”をWebページに埋め込む際に必要なAPI“Google Maps API”のv3に対応したこと。
これまで本ソフトを利用するには、“Google Maps API”のAPIキーを取得・入力する必要があった。本バージョンで“Google Maps API”のv3に対応したことにより、これらの作業をせずにより手軽に本ソフトを利用することが可能となった。またこれに伴い、本ソフトに同梱されているテンプレートファイルも更新されているため、テンプレートをカスタマイズして利用している人は注意しよう。
また、本ソフトで扱うデータファイルの形式が、GPXフォーマットに準拠したTOUR形式から独自のWDF形式に変更された。作者によると、これによりファイルサイズが半分以下に縮小されるとともに、読み書きの速度が大幅に高速化されるという。なお、本バージョンからTOUR形式のファイルは読み込みのみが可能となっている。そのほか、住所からウェイポイントを作成する機能で、高度を取得できるようになった。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Vistaに対応し、編集部にてWindows 7での動作も確認した。非商用利用に限り無償で利用可能。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- 青垣 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非商用利用のみ)
- 【バージョン】
- 3.50(11/07/07)