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コーディングAI「Jules」を「Gemini CLI」の相棒に ~Google、専用の拡張機能を発表
「GitHub」リポジトリのクローンから依存関係解決、コード変更、プルリクまでお任せ
2025年10月30日 15:12
米Googleは10月29日(現地時間)、「Gemini CLI」の「Jules」拡張機能を発表した。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「Apache-2.0」。「Gemini CLI」v0.4.0以降であれば、以下のインストールコマンドで簡単に追加して利用できる。
gemini extensions install https://github.com/gemini-cli-extensions/jules --auto-update
「Gemini CLI」は、ターミナルなどのコマンドラインインターフェイス(CLI)で動作するAIエージェント。今月初めに「Gemini CLI」拡張機能の仕組みが追加され、「Figma」や「Shopify」などのサードパーティー製ツールを簡単に連携させられるようになった。今回リリースされた「Jules」拡張機能も、この仕組みを活用したものだ。
「Jules」は仮想マシン(VM)で動作し、「GitHub」リポジトリのクローン、必要な依存関係のインストールなどを自動で行い、不具合の修正やドキュメントの追加、新機能の実装といったソフトウェアエンジニアリングにかかわる作業を支援するコーディングエージェントだ。拡張機能として「Gemini CLI」に追加すれば、バックグラウンドで非同期にコーディングタスクの処理を任せられる、自律型のサイドキック(相棒)として役立つだろう。
たとえば、「Gemini CLI」から『/jules』に続けてプロンプトを入力し、課題の解決を「Jules」にアウトソースすれば、自分は他の作業に集中できる。進捗が気になれば、『/jules』に続けたプロンプトで進捗を尋ねれば確認できる。













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