NEWS(11/08/09 16:15)
指定フォルダ内のファイルを自動同期して管理可能な「FenrirFS」v2.0のRC版が公開
選択したファイルのプレビューを別ウィンドウで表示できる
フェンリル(株)は9日、ラベルや自動振り分け、アーカイブ、スターといったGmail風の機能でファイルを管理できるソフト「FenrirFS」の次期バージョンv2.0のRC版を公開した。v2.0の主な変更点は、指定フォルダ内のファイルを自動で本ソフトに取り込んで管理できるようになったこと。
自動で取り込まれたファイルはサブフォルダ名が“ラベル”として付加される仕組み。また、本ソフト上と元のフォルダで行ったファイル操作は自動で同期される。標準でWindowsのユーザーフォルダ内にある“マイ ドキュメント”“マイ ピクチャ”“マイ ミュージック”などのフォルダが登録済みで、プロファイルを切り替えることですぐに利用可能。
さらに、これまでの一覧リストによるファイル表示に加え、ファイルのプレビューペインが右端に追加される“ワイドスクリーン表示”や、サムネイル画像が表示される“縮小表示”によるファイル表示が可能になった。
“ワイドスクリーン表示”では、選択した画像やPDF/TXTファイルのプレビューがプレビューペインに表示されるほか、音声ファイルや動画の場合はメディアプレイヤーが表示されて再生できる。“縮小表示”では、画像やPDFファイルのサムネイルのほか、音声ファイルのタグ情報に含まれるアルバムアートを表示可能。
また、選択したファイルのプレビューをスペースキーや右クリックメニューで別ウィンドウへ表示できるようになったほか、検索機能も強化された。強化された検索機能では、ファイル名とコメントに加え、ラベルの情報が検索対象となったほか、検索を実行した際にツールバーの下へタブが現れ、検索対象を絞り込めるようになった。さらに、タブの右側にある[スマートフォルダに保存]ボタンを押せば、検索条件をすばやく“スマートフォルダ”として保存可能。
本ソフトは、Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista/7で動作確認した。現在同社のブログからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows Vista/7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.0 RC(11/08/09)