NEWS(11/11/16 18:24)

「TeamViewer 7」のベータ版が公開、25名まで参加可能なオンライン会議機能が追加

D&D操作によるローカル・リモート間のファイル転送やマルチモニター利用にも対応

「TeamViewer」v7.0.11884 beta「TeamViewer」v7.0.11884 beta

 独TeamViewer GmbHは15日(現地時間)、リモートデスクトップソフト「TeamViewer」の次期バージョン「TeamViewer 7」のベータ版を公開した。Windowsなどに対応するフリーソフトで、個人の非商用に限り無償で利用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「TeamViewer 7」の目玉は、最大25名が参加可能なオンラインミーティング機能“インスタント会議”が追加されたこと。“インスタント会議”では、プレゼンターのデスクトップを参加者全員と共有できるほか、チャット・ホワイトボード・ファイル共有機能などが利用可能。PCからだけでなく、「TeamViewer」をインストールしたスマートフォンやタブレット端末からも参加できる。

 “インスタント会議”の作成も非常に簡単で、[会議]タブにある[インスタント会議の開始]ボタンを押すだけでよい。さらに、「Microsoft Outlook」と連携させて、事前に“インスタント会議”の予定を組み、参加者に招待メールを送るといったことも可能だ。

 そのほか、ドラッグ&ドロップ操作によるローカル・リモート間のファイル転送や、マルチモニターでの利用にも対応。リモートデスクトップの画面を画像・動画として保存する機能も追加されている。また、データベースサーバーへの問い合わせを最適化したことにより、従来に比べて最大で4倍のパフォーマンスが得られるという。

 なお、正式版は12月初めに公開される予定。また、2012年の第1四半期にはMac OS X版もリリースされるとのこと。

【著作権者】
TeamViewer GmbH
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(個人の非商用利用のみ)
【バージョン】
7.0.11884 beta(11/11/15)

(柳 英俊)