NEWS(11/11/18 17:31)
リモートPC操作ソフト「Mirror-DTC Cross-Platform Pack」v1.2.0のベータ版が公開
指定した範囲のみを表示して操作できる機能が追加
通信品質の自動調整機能を備えたWindows向けのリモートPC操作ソフト「Mirror-DTC」のクロスプラットフォーム版「Mirror-DTC Cross-Platform Pack」v1.2.0のベータ版が、15日に公開された。ベータ版の主な変更点は、指定した範囲のみを表示して操作できる機能が追加されたこと。
表示する範囲を限定することで、非力なパソコンでリモートを操作を行う場合に、映像のデコード処理が軽減できるだろう。指定範囲のみを表示・操作する機能を利用するには、クライアントソフトの[対象]メニューにある[領域の指定]項目を選択し、デスクトップ上の必要な部分をドラッグで矩形選択すればよい。
また、画面の変化が激しくなると自動で画質を落として反応速度を維持する“自動デグレード”機能や、画面を細切れに分割して転送することで低速回線の使用時も操作に対する反応を画面の一部の変化で確認できる“ブロックスキャン”モードも搭載された。
さらに、デフォルトの画像圧縮方式も、比較的低速な回線を使用した際に快適になるように変更されている。
なお、作者によると今回追加された新機能は、今後Windows専用版の正式版にも適用されるとのこと。また、「Mirror-DTC Cross-Platform Pack」は正式版でシェアウェア化される予定で、現在は作者サイトから無償の“レジストファイル”をダウンロードして読み込むことで11月30日までフル機能を利用できる。
本ソフトはWindows XP/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には動作にはJavaランタイム(JRE)1.5.0以降が必要。
- 【著作権者】
- T.Ishii 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.0 β(11/11/15)