NEWS(11/11/24 15:55)

多重起動が可能になった音声ファイル編集ソフト「SoundEngine Free」v4.60

“ヴィジュアル”ウィンドウの表示サイズを無制限に大きくできるように

「SoundEngine Free」v4.60「SoundEngine Free」v4.60

 (株)コードリウムは22日、定番の音声ファイル編集ソフト「SoundEngine Free」の最新版v4.60を公開した。最新版の主な変更点は、本ソフトを多重起動してウィンドウを複数表示できるようになったこと。

 ウィンドウを複数表示するには、本ソフトが起動した状態でEXEファイルを再び実行するほか、[表示]メニューの[新しいウィンドウ]項目からも新規ウィンドウを開くことが可能。たとえば、1つの音声ファイルから複数のファイルへ音声を切り出す際に、必要な部分を切り取って新規ウィンドウへ貼り付ければ、作業効率が上がるだろう。

“ヴィジュアル”ウィンドウ“ヴィジュアル”ウィンドウ

 また、スペクトログラムや位相をグラフィカルに表示する“ヴィジュアル”ウィンドウの表示サイズを無制限に大きくできるようになった。さらに、処理の高速化や細かい不具合修正も施されている。

 そのほか、「SoundEngine Free」を含むコードリウム製のソフトを、個人利用や教育目的、および本ソフトの転載目的以外の用途で利用できるようになる寄付制度“サポーター”制度が開始された。“サポーター”は1年間有効で、各ソフトを個人利用など以外で使えるようになるほか、希望があればサイクル・オブ・フィフスのWebサイトや各ソフトのバージョンダイアログで名前とURLが紹介されるという。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/Server 2008/7および同64bit版に対応しており、個人利用や教育目的、および本ソフトの転載目的に限り無料で利用できる。それ以外の目的で利用する場合は寄付が必要。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
(株)コードリウム
【対応OS】
Windows XP/Vista/Server 2008/7/XP x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト(個人利用または教育目的、転載目的以外の場合は寄付必須)
【バージョン】
4.60(11/11/22)

(長谷川 正太郎)