NEWS(11/11/24 18:01)
“クラウド入力”機能を搭載し変換効率が向上した「Baidu IME」v2.3が公開
サーバー上の辞書をネット経由で参照して変換を行える
バイドゥ(株)は24日、同社製の女性向けを意識した日本語入力システム「Baidu IME」の最新版v2.3.0.17を公開した。最新版の主な変更点は“クラウド入力”機能を搭載して変換効率を向上させたこと。
クラウド入力機能では、サーバー上の辞書をネット経由で参照して変換を行える。同社によると、とくに長文を入力する際の精度が上がっており、従来は89%だった長文入力時の変換精度がクラウド入力機能を利用することで94%に上がったという。
また、変換候補の予測機能も強化され、前に入力した文の意味を参考にして変換候補を表示するようになった。たとえば、“服を”のあとに“洗濯する”と入力する際、先に入力した“服を”を参考にして“洗濯する”という変換候補を表示するようになっている。
さらに、変換時に何回スペースキーを押すと候補リストが表示されるかを設定できるようになったほか、“2ちゃんねる用語”“ギャル用語”といったオプション辞書を自動更新する機能も追加された。そのほか、顔文字の変換候補に注釈が表示されるようになっている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- バイドゥ(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.3.0.17(11/11/24)