NEWS(12/03/15 14:12)

5件の脆弱性が修正された「Thunderbird」v3.1.20が公開

v3.1系は4月23日でサポートが終了、「Thunderbird 11」への早期アップデートを

 Mozillaは14日、メールソフト「Thunderbird」v3.1シリーズの最新版「Thunderbird」v3.1.20を公開した。

 本バージョンでは、メモリ安全性の問題や、JavaScriptをホームページとして設定することで特権昇格が可能になる問題など、全5件の脆弱性が修正されている。脆弱性の深刻度の内訳は、同社による基準で4段階中最高の“最高”が4件、上から3番目の“中”が1件となっておいる。

 なお、延長サポート版(ESR)の提供開始に伴い、「Thunderbird」v3.1シリーズは2012年4月23日をもってサポートが終了する。そのため、一般ユーザーに対しては最新正式版「Thunderbird 11」、法人ユーザーに対しては延長サポート版「Thunderbird」へのアップデートが推奨されている。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.1.20(12/03/13)

(柳 英俊)