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Windows版「LINE」のインストーラーにDLL読み込みの脆弱性 ~任意コード実行のおそれ

インストーラーは常に最新のものを、信頼できる場所で

脆弱性レポート「JVN#40467227」

 脆弱性ポータルサイト「JVN」は8月10日、脆弱性レポート「JVN#40467227」を公開した。LINEヤフー(株)が提供するPC(Windows)版「LINE」アプリのインストーラーに、DLL読み込みに関する脆弱性(CVE-2026-13133)があるという。

 「CVE-2026-13133」は、「ファイル検索パスの制御不備」(CWE-427)に分類される脆弱性。インストーラー「LineInst.exe」が安全なDLL検索パスを設定しないまま「Msftedit.dll」を相対パスで読み込んでおり、インストーラーと同じフォルダーに悪意のあるDLLが置かれていると、「System32」フォルダーにある正規のDLLよりも先に読み込まれてしまう。

 深刻度の評価は、「CVSS 4.0」の基本値で「8.4」、「CVSS 3.0」の基本値で「7.8」(いずれも10点満点)。悪用された場合、インストーラーを起動したユーザーの権限で任意のコードが実行される可能性がある。

 影響を受けるのは、Windows版「LINE」のv26.4.0より前のインストーラーで、v26.4.0で修正済み。製品をインストールする際は古いインストーラーを使い回さず、最新のインストーラーを利用するよう心掛けたい。実行前に同じフォルダーに不審なファイルがないか確かめたり、信頼できる場所へ移してから実行するのも重要だ。

 執筆時現在の最新版は、v26.4.0.3944。

PC(Windows)版「LINE」アプリv26.4.0.3944