NEWS(12/03/26 17:30)

プログラマー向けテキストエディター「Notepad++」の最新版「Notepad++ 6」が公開

Perl互換正規表現へ対応したほか、新たに“Document Map”機能が搭載

「Notepad++」v6.0「Notepad++」v6.0

 プログラマー向けテキストエディター「Notepad++」のメジャーバージョンアップとなる「Notepad++ 6」が、25日(太平洋夏時間)に公開された。Windowsに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「Notepad++」は、オープンソースで開発されているタブ切り替え型のテキストエディター。実行速度の高さと小さなファイルサイズが特徴で、さまざまなプログラミング言語に対応したコード補完機能とシンタックスハイライト機能を備え、海外のプログラマーを中心に幅広い支持を受けている。

新機能“Document Map”新機能“Document Map”

 新しい「Notepad++ 6」における変更点は、“PCRE(Perl互換正規表現)”のサポート、“Document Map”機能の搭載、サイズの大きなファイルの読み込みの高速化など。

 “Document Map”とは、ドキュメント全体をサイドバーに縮小表示したもので、クリックするとドキュメント内の当該位置をすばやく表示することが可能。[表示]-[Document Map]メニューから有効化できる。エディター画面で表示中のドキュメント部分が“Document Map”でハイライト表示されるので、長大なテキストを扱っている場合でも編集箇所が一目で把握できるのもうれしい。

【著作権者】
Notepad++ team
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
6.0(12/03/25)

(柳 英俊)