NEWS(12/03/28 16:28)

パケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」v1.6.6が公開、脆弱性を修正

旧バージョンのv1.4系も脆弱性を修正した最新版v1.4.12が公開

 高機能なパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新版v1.6.6が、27日に公開された。本バージョンでは4件の脆弱性が修正されたほか、Windows版のインストーラーに含まれている“GnuTLS”が、脆弱性を修正したバージョンへ更新されている。また、多数の不具合修正も施されている。

 本体に存在した4件の脆弱性のうち3件の脆弱性とインストーラーに関する脆弱性は旧バージョンのv1.4系にも影響する。これに伴い、同日v1.4系の最新版となるv1.4.12が公開されている。

 本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7および同64bit版などに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.6.6(12/03/27)

(加藤 達也)