NEWS(12/07/04 14:38)

仮想無線LANルーターソフト「Connectify」v3.5が公開、電源管理を改善

品質の向上とユーザーエクスペリエンスの改善に焦点を当てたリリース

「Connectify」v3.5.0.24132「Connectify」v3.5.0.24132

 米Connectifyは3日(現地時間)、無線LANルーター(ホットスポット)を仮想構築できるソフト「Connectify」の最新版v3.5を公開した。本バージョンは、品質の向上とユーザーエクスペリエンスの改善に焦点を当てたリリースとなっている。

 同社によると、Windows 7の“Wireless Hosted Network”(“SoftAP”機能で作成されるアクセスポイントのネットワーク)にはシステムのスリープ・ハイバネーションで不安定になる不具合があり、それを回避するために電源管理に関わる処理が大幅に書き換えられているとのこと。また、ファイヤーウォール関連の処理が改善され、CPU利用率が軽減されたほか、動作速度も向上しているという。

 「Connectify」は、Windows XP/Vista/7に対応しており、同社のWebサイトからダウンロード可能。機能限定の無償版“Lite”と、すべての機能が利用可能な有償版“Pro”(価格39.99米ドル)の2つのラインナップが用意されている。

「Connectify Lite」

【著作権者】
Connectify
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.5.0.24132(12/07/03)

(柳 英俊)