NEWS(12/08/29 13:21)
「Thunderbird 15」が正式公開、Twitter/Facebookクライアントを実装
“Critical”5件を含む全12件の脆弱性を修正
Mozillaは28日、メールソフト「Thunderbird」の最新版v15.0を公開した。本バージョンでの主な変更点は、“チャット”機能を搭載したこと。
“チャット”機能は、「Thunderbird」上で各種コミュニケーションサービスを利用可能にする機能。対応するサービスは、“Twitter”“Facebook”“IRC”“Google Talk”“XMPP”の5種類。たとえば“Twitter”では、「Thunderbird」上にタイムラインを表示し、ツイートや返信などを行える。
また、「Thunderbird」上のメッセージを右クリックメニューからWeb検索した際に、トラッキング拒否機能“Do Not Track”を利用できるようになった。さらに、ファイルサイズの大きな添付ファイルをオンラインストレージサービスを利用して送信する“Filelink”機能で、“Ubuntu One”を選択できるようになった。加えて、タブやツールバーなどのユーザーインターフェイスが変更されている。
そのほか、全12件の脆弱性が修正されている。このなかには、Mozillaの基準で4段階中最も深刻度の高い“Critical”に分類されるものが5件含まれている。
本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/Vista x64/7 x64など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.0(12/08/28)