NEWS(12/10/12 10:14)

動画や「Winamp」用プラグインに対応したメディアプレイヤー「MusicBee」v2の正式版

15バンドのグラフィックイコライザーも利用可能に

「MusicBee」v2.0.4663「MusicBee」v2.0.4663

 CDリッピング機能やタグ情報編集などの機能を備えた多機能なライブラリ型音楽プレイヤー「MusicBee」の最新正式版v2.0.4663が、10日に公開された。最新版の主な変更点は、動画の管理・再生機能を追加したこと。

 動画を管理するには、[ファイル]メニューなどから表示できる“再スキャン/ファイルやプレイリストの追加”ダイアログの“ビデオファイルを含める”チェックボックスをONにしてファイルをスキャンする必要がある。動画はライブラリの“ビデオ”カテゴリで管理され、音楽と同じようにジャンルやアーティスト、アルバムで絞り込みが可能。

動画を再生可能に動画を再生可能に

“再スキャン/ファイルやプレイリストの追加”ダイアログ“再スキャン/ファイルやプレイリストの追加”ダイアログ

 動画を再生するには、まず作者サイトのフォーラムから動画再生用のプラグイン“BassDShow.zip”をダウンロード・解凍し、解凍された2つのファイルを本ソフトのインストールフォルダ直下へコピーする。次に、設定ダイアログの“プラグイン”画面で“ビデオサポート”を有効にすれば動画の再生が可能になる仕組み。また、動画の再生にWindows既定のプレイヤーを利用したり、任意のプレイヤーを指定することもできる。

“ビデオサポート”を有効に“ビデオサポート”を有効に

動画の再生にWindows既定のプレイヤーを利用したり、任意のプレイヤーを指定することもできる動画の再生にWindows既定のプレイヤーを利用したり、任意のプレイヤーを指定することもできる

 さらに、「Winamp」用の出力プラグインを利用することも可能になったほか、Opus形式の音声ファイルにも対応した。また、15バンドのグラフィックイコライザーも利用できるようになった。

「Winamp」用の出力プラグインを利用することも可能に「Winamp」用の出力プラグインを利用することも可能に

15バンドのグラフィックイコライザー15バンドのグラフィックイコライザー

 そのほか、自動プレイリスト作成機能が強化された。たとえば、現在再生中の曲と似ていると思われるアーティストや曲を自動選択したり、同じアーティストや評価の高いファイルなどで絞り込んでランダム再生するといったことが可能になった。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8に対応しており、寄付歓迎のフリーソフトで、利用は個人目的に限られる。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。

【著作権者】
Steven Mayall 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎、個人利用のみ)
【バージョン】
2.0.4663(12/10/10)

(長谷川 正太郎)