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「Windows 11 23H2」が終了・休止できなくなる問題、緊急パッチでは対策不十分

「仮想セキュア モード」(VSM)環境で報告がやまず

同社のアナウンス

 米国時間(以下同)1月17日にリリースされた定例外パッチ「KB5077797」で、「Windows 11 バージョン 23H2」デバイスの一部がシャットダウンや休止に失敗する問題が対処されたが、これは不十分だったようだ。米Microsoftが1月30日、追加の情報を発表した。

 この問題は、2026年1月のセキュリティパッチ「KB5073455」を適用した「Windows 11 バージョン 23H2」環境で「セキュア起動」(Secure Launch)が有効化されている場合に、シャットダウンや休止(ハイバネーション)が機能せず、デバイスが再起動してしまうというもの。一旦は定例外パッチ「KB5077797」で解決されたとアナウンスされていた。

 しかし、「KB5077797」やその次にリリースされた定例外パッチKB5078132を適用した後も問題の報告が止まず、同社が調査したところによると、「仮想セキュア モード」(Virtual Secure Mode:VSM)が有効化されているセキュア起動デバイスもこの問題の影響を受けることが明らかになった。

 同社は現在、解決策を準備中。今後のWindows更新プログラムで対処される予定だ。

 なお、「Windows 11 バージョン 23H2」のHome/Proエディションはすでにサービスが打ち切られている。そのため、これらの問題の影響を受けるのはおもに企業やIoT環境だけだ。