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「Notepad++」の自動更新で不正ファイルがDLされる問題、開発チームが調査結果を公表
共有ホスティングサーバーの侵害が原因
2026年2月3日 06:45
2025年12月に発覚したセキュリティインシデントに関し、「Notepad++」の開発チームは2月2日、外部のセキュリティ専門家をまじえた調査の結果を発表した。
このセキュリティインシデントは、「Notepad++」で用いられている自動アップデートツール「WinGUp」でトラフィック(通信)がハイジャックされ、偽の実行ファイルがダウンロードされるというもの。最悪の場合、システムにマルウェアを植え付けられ、完全に乗っ取られる可能性がある。
調査の結果、この問題は「Notepad++」や「WinGUp」自体の侵害ではなく、共有ホスティングサーバーへの攻撃が原因であったとのこと。攻撃は2025年6月頃に始まり、9月2日まで攻撃者がサーバーに直接アクセスできる状態だったという。
9月2日にサーバーのカーネルファームウェアを更新したことにより、攻撃者がサーバーへ直接アクセスできる状態は解消されたものの、内部サービスの資格情報(ログイン情報)は12月2日まで攻撃者側で保持されていたようで、一部の自動更新ユーザーが不正なサーバーへリダイレクトされてしまっていた。
つまり、全体として2025年6月から12月2日までが侵害期間と推定されている。なお、標的は「Notepad++」のみで、他の顧客への影響は確認されていないとのこと。
開発チームはホスティングサーバーの脆弱性に対処し、資格情報をすべて改めた上で、すべてのサーバーログをチェックして問題がないことを確認したという。また、対策としてホスティングサーバーをより強固な環境へ移行するとともに、「WinGUp」の証明書・署名の検証処理を強化して、次のバージョンv8.9.2よりこれを強制するとしている。
「Notepad++」は、海外のプログラマーを中心に幅広い支持を集めているWindows向けのテキストエディター。コンパクトなプログラムサイズと実行速度を重視しており、エディターコンポーネント「Scintilla」をベースに、C++言語(STL)とWin32 APIだけで構築されているのが特徴だ。幅広いプログラミング言語をカバーしたコード補完とシンタックスハイライト(構文色分け)を備えるなど、「メモ帳」代替アプリとしての機能も充実している。対応OSはWindows 8.1/10/11で、ライセンスは「GPL 3.0」。
ソフトウェア情報
- 「Notepad++」
- 【著作権者】
- Notepad++ team
- 【対応OS】
- Windows 8.1/10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 8.9.1(26/01/26)













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