NEWS(12/11/09 16:47)

外部のEMLファイルを開けるようになったメールソフト「Sylpheed」v3.3.0が公開

“LibTIFF”ライブラリをv3.9.7に更新してセキュリティの問題を修正

「Sylpheed」v3.3.0「Sylpheed」v3.3.0

 受信したメールを1通ごとに1つのファイルとして保存するフリーの3ペイン型メールクライアント「Sylpheed」の最新版v3.3.0が、9日に公開された。最新版の主な変更点は、外部のEMLファイルを本ソフトで開けるようになったこと。

 さらに、Windows 7環境へインストールする際に、自動でEMLファイルへ本ソフトが関連連付けされるようになったほか、本ソフトをWindows既定のメールソフトに設定できるようになった。また、メール表示ペインのヘッダー部分にあるクリップ型ボタンのメニューから添付ファイルを開けるようになっている。

 加えて、選択したメールのみをエクスポートできるようになったほか、メールのインポート・エクスポート処理を中断できるようになった。そのほか、“LibTIFF”ライブラリがv3.9.7に更新され、セキュリティの問題が修正された。

クリップ型ボタンのメニューから添付ファイルを開けるようにクリップ型ボタンのメニューから添付ファイルを開けるように

選択したメールのみをエクスポート選択したメールのみをエクスポート

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8などに対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Hiroyuki Yamamoto 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.3.0(12/11/09)

(長谷川 正太郎)