NEWS(12/11/30 16:01)
ユーザーインターフェイスを一新してよりシンプルなデザインになった「iTunes 11」
購入した楽曲を“iCloud”からストリーミング再生できるように
米Apple Inc.は29日(現地時間)、iOS機器とデータを同期できるメディアプレイヤー「iTunes」の最新版v11.0.0.163を公開した。最新版の主な変更点は、ユーザーインターフェイスが一新され、よりシンプルなデザインになったこと。
具体的には、デフォルトでは左サイドバーとメニューバーが非表示になり、ツールバーのボタン類もフラットなデザインに更新された。メニューバーはウィンドウ左上のボタンから表示できる、よく使う機能をまとめたメニューなどから表示することが可能で、サイドバーも表示したメニューバーの[表示]メニューから表示できる。
“ムービー”や“Podcast”“App”などへの画面切り替えは、ツールバー下部に表示されたバーの左側にあるプルダウンリストから行う仕組み。また、このバーの右側から“iTunes Store”や接続したiPhone・iPodなどの同期画面へ切り替えることもできる。
さらに、ツールバー上に[次はこちら]ボタンが追加された。[次はこちら]ボタンをクリックすると、ポップアップで次から再生される楽曲のリストを表示可能。ポップアップから再生する曲を切り替えることもできる。また、“ミニプレイヤー”表示のデザインも更新され、アルバムアートを表示できるようになったほか、[次はこちら]ボタンが追加された。
加えて、“iTunes Store”で購入した音楽や動画などを“iCloud”から直接再生する機能が追加された。また、動画の再生位置を“iCloud”経由で同期する機能も追加された。これにより、たとえばiPadで再生して中断した動画を、PCの「iTunes」上で再生すると中断した途中から再生できる。
そのほか、“iTunes Store”のデザインも一新され、すっきりとしたデザインに変更されている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8および64bit版のVista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/Vista x64/7 x64/8 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.0.163(12/11/29)