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CSVデータを「Excel」へ手軽に取り込み ~新関数「IMPORTTEXT」「IMPORTCSV」が導入へ

まずはWindows版のベータチャネルでテスト開始

Microsoft、「Microsoft Excel」の新しいデータインポート関数「IMPORTTEXT」「IMPORTCSV」を発表

 米Microsoftは1月15日(日本時間)、「Microsoft Excel」の新しいデータインポート関数「IMPORTTEXT」「IMPORTCSV」を発表した。まずはWindows版のベータチャネル「バージョン 2502」(Build 18604.20002)以降でテストされる。

 「Excel」をインストールするとCSV/TSVファイルと関連付けられるが、ファイルをダブルクリックして開くと文字化けなどが発生し、正常に表示できないことがある。そのため、CSV/TSVデータを「Excel」へ正しくインポートするには、こうしたデータも扱える「Power Query」や[データの取得]画面といった機能を利用する必要がある。

 とはいえ、この方法は少し大袈裟に感じられることもある。「Power Query」は確かに強力だが、単にデータを「Excel」へ取り込むだけであれば、もっとシンプルに行いたいものだ。

 そこで新たに用意される関数が、「IMPORTTEXT」「IMPORTCSV」だ。

 「IMPORTTEXT」は汎用的なテキストデータ(.txt/.csv/.tsv)を「Excel」インポートするための関数で、区切り文字、エンコーディング、スキップ・取得する行、ロケール(地域設定)などを細かく指定することが可能。固定幅テキストは“{1,3}”のような整数配列、特殊な区切り文字は「CHAR()」関数で指定できる。

 一方の「IMPORTCSV」はそれをCSVデータに特化させたもので、カンマ区切りやUTF-8エンコーディングが最初から指定された簡略版だ。そのため、「IMPORTTEXT」より少ないパラメーターで簡単にCSVデータを「Excel」に取り込むことが可能。

 データソースはいずれもローカルファイル・リモートリソース(URL)が指定できる。読み込まれたデータは「動的配列」(dynamic array)として展開され、必要であればリボンの[データ]タブにある[すべて更新]コマンドで再読み込みできる。

 さらに、取り込んだデータは「COPILOT」関数にそのまま渡せる。つまり、AIの力を借りてインポートしたデータについて質問したり、分析することも可能だ。