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「TrueRemote」作者のIchiGeki氏、歴代最速のリモートデスクトップソフト「Vritra」

映像圧縮技術やアンチエイリアス処理を高速化

「Vritra」v0.9.0.0

 「TrueRemote」「Brynhildr」「Orthros」といったリモートデスクトップソフトの作者であるIchiGeki氏は21日、新しいリモートデスクトップソフト「Vritra」v0.9.0.0を公開した。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、同氏によると「Vritra」は「Brynhildr」の次期バージョンのテスト版と位置付けられており、最終的に「Brynhildr」v1.0.0.0として公開されるとのこと。

 「Vritra」は、「Orthros」をベースに開発された高速動作が特徴のリモートデスクトップソフト。同氏によると、歴代最高速度であるという。映像圧縮技術には「TrueRemote」「Brynhildr」で利用されている“GBVC”方式のほか、「Orthros」で利用されている“GBVC”方式と“JPEG”方式を自動で切り替える“ハイブリッド”方式が利用可能。さらに、“GBVC”方式と“JPEG”方式の性能向上も図られている。

 また、「TrueRemote」と比べてアンチエイリアス処理も高速化されているとのこと。そのほか、iOSからWindowsを操作できるアプリ「Orthros Free」との連携も可能。

ソフトウェア情報

「Vritra」
【著作権者】
IchiGeki 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.9.0.0(13/01/21)

(長谷川 正太郎)