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JavaScript製のPDFビューワーが組み込まれた「Firefox 19」が正式公開

8件の脆弱性を修正

「Firefox」v19.0

 Mozillaは20日(日本時間)、Webブラウザー「Firefox」の最新安定版v19.0を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。Mac OS X/Linux/Android向けにも、それぞれ最新版が用意されている。

JavaScript製のPDFビューワー

 「Firefox 19」では、JavaScript製のPDFビューワー“pdf.js”が組み込まれた。初期設定では「Adobe Acrobat」プラグインよりも優先して呼び出されるようになっている。そのほかにも、起動速度の向上や開発者向け機能の強化、プライベートブラウジングや“WebGL”に関わる不具合の修正などが施されている。

 また、今回のアップデートには脆弱性の修正も含まれている。修正された脆弱性は全8件で、脆弱性の深刻度の内訳は、Mozillaの基準で4段階中最も高い“最高”が4件、2番目に高い“高”が2件、3番目に高い“中”が2件。

ソフトウェア情報

「Firefox」Windows版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
19.0(13/02/19)

(柳 英俊)