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「Firefox 20」がベータ版に、ウィンドウ単位でプライベートブラウジングが利用可能
新しいダウンロードマネージャーが搭載され、進捗の確認が手軽に
(2013/2/25 14:43)
Mozillaは22日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 20」のベータ版を公開した。本バージョンではプライベートブラウジング機能が改善されたほか、新しいダウンロードマネージャーが搭載されている。
「Firefox 20」では、通常モードのウィンドウと“プライベートブラウジング”モードのウィンドウを複数同時に利用できるようになった。[プライベートブラウジングを開始]メニューが[新しいプライベートウィンドウ]メニューに置き換えられており、選択することで新規ウィンドウが“プライベートブラウジング”モードで起動できる。
プライベートブラウジング機能とは、個人情報をローカルに残さずWebページを閲覧する機能で、「Firefox 3.5」から搭載されている。“プライベートブラウジング”モードの切り替えは、これまではアプリケーション単位で行われていた。
一方、新しいダウンロードマネージャーは「Firefox」のツールバーに統合されており、ボタンやそのプルダウンから手軽にダウンロードの進捗が確認可能。
さらに、一定時間応答のないプラグインを自動的に終了させ、ブラウザー本体のフリーズを防ぐ機能が新たに追加されたほか、Webページの読み込み、ダウンロード、プログラムの終了などといった処理が改善され、全体的なパフォーマンスが向上している。
「Firefox」は、64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、Mac OS X/Linux版も用意されている。現在、Mozillaのプレビュー版公開ページからダウンロード可能。
お詫びと訂正:記事初出時、ダウンロードマネージャーに関する記述に、一部不正確な部分がありました。お詫びして訂正いたします。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」Windows向けベータ版
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 20.0b1(13/02/22)