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“Do Not Track”をより詳細に設定可能になった「Firefox 21」のベータ版が公開
新規タブに表示されるサムネイルを削除した際、削除したサムネイルを復元する機能も
(2013/4/8 14:47)
Mozillaは4日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 21」のベータ版を公開した。ベータ版の主な変更点は、トラッキング拒否申請機能“Do Not Track”の設定がより詳細にできるようになったこと。
具体的には、オプションダイアログの[プライバシー]画面にある“トラッキング”領域が、チェックボックスから3つの選択肢をもつラジオボタンに変更された。これにより、トラッキングを拒否するヘッダーを送信する、許可するヘッダーを送信する、トラッキングに関するヘッダーを送信しないという選択ができるようになった。
また、新規タブに表示されるWebページのサムネイルを削除した際、削除したサムネイルを復元する機能も追加された。さらに、「Firefox」の利用状況をMozillaに送信する“Firefox ヘルスレポート”機能が、先行的に実装された。“Firefox ヘルスレポート”機能で送られた利用状況は、「Firefox」のパフォーマンス向上などに利用されるという。
そのほか、起動時間の短縮方法を必要に応じて提案する機能も追加されている。
本ソフトは64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、Mac OS X/Linux版も用意されている。現在、Mozillaのプレビュー版公開ページからダウンロード可能。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 21 ベータ版(13/04/04)