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Microsoft、パッケージ管理システム「NuGet 2.5」を正式公開

「NuGet」史上最大のアップデート

「NuGet Package Manager」v2.5.40416.9020

 米Microsoft Corporationは25日(現地時間)、「.NET Framework」のパッケージ管理システム「NuGet」の最新版「NuGet 2.5」を正式公開した。現在、「NuGet」の公式サイトからダウンロードできる。今回のアップデートは「NuGet」史上最大のアップデートであり、変更点が多岐にわたるためv2.3およびv2.4のリリースはスキップされている。

 「NuGet 2.5」では、ターゲットフレームワークの識別子として“MonoAndroid”“MonoTouch”“MonoMac”が新たに追加されたほか、すでにあるファイルをスキップせずに上書きするモード、ビルドエンジン「MSBuild」の“.targets”“.props”ファイルを環境ごとに用意できる“build”フォルダ、インストールに必要な「NuGet」の最小バージョンの指定といった機能が新たにサポートされた。

 また、「Visual Studio」用の拡張機能「NuGet Package Manager」ですべてのパッケージを一度にアップデートする[Update All]ボタンが追加。コマンドラインツール「NuGet.exe」では、NuGetパッケージを取得する際にHTTPリクエストのログが表示可能になったほか、UNCパスがサポートされるなどの改善が施されている。

ソフトウェア情報

「NuGet Package Manager」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.5.40416.9020(13/04/26)

(柳 英俊)