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ネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」v1.10.1/v1.8.9が公開

v1.10.1ではCVE番号ベースで18件、v1.8.9では8件の脆弱性を修正

「Wireshark」v1.10.1

 Wireshark Foundationは26日(グリニッジ標準時)、オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」v1.10.1/v1.8.9を公開した。現在、Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。

 現行安定版のアップデートv1.10.1では、CVE番号ベースで18件の脆弱性が修正されている。なお、v1.10系統では自動アップデート機能が利用可能。[Help]-[Update]メニューから更新の有無を手動でチェックし、ソフトを更新することもできる。

 一方、旧安定版のアップデートとなるv1.8.9では、CVE番号ベースで8件の脆弱性が修正された。v1.8系統には自動アップデート機能が搭載されていないため、最新版へ更新するにはインストーラーをダウンロードしてセットアップする必要がある。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.10.1(13/07/26)

(柳 英俊)