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脆弱性を修正した「Wireshark」v1.8.8/v1.6.16が公開、v1.6系統はサポート終了

v1.6ユーザーはv1.8またはv1.10へのアップデートを

「Wireshark」v1.8.8

 Wireshark Foundationは7日(グリニッジ標準時)、ネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の旧安定版v1.8.8を公開した。今回のアップデートでは、10件の脆弱性が修正されている。

 なお、このうち3件の脆弱性はv1.6系統にも影響し、修正が施されたv1.6.16が同日リリースされている。v1.6系統のサポートはこのバージョンで終了(EOL)し、次のバージョンはリリースされない。v1.8系統(旧安定版)またはv1.10系統(新安定版)へのアップデートを検討してほしい。

 「Wireshark」は、オープンソースで開発されているクロスプラットフォーム対応のネットワークプロトコルアナライザー。現在、Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

(柳 英俊)