ニュース

ネットワークプロトコル解析ソフト「Wireshark」v1.8.7が公開、9件の脆弱性を修正

うち1件は旧安定版v1.6系にも影響。最新版v1.6.15への更新を

「Wireshark」v1.8.7

 Wireshark Foundationは17日、オープンソースで開発されたクロスプラットフォーム対応のネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版v1.8.7を公開した。現在、本ソフトの公式サイトからWindows版およびMac OS X版のインストーラーがダウンロード可能。

 今回のアップデートでは不具合の修正のほか、9件の脆弱性が修正された。このうち1件(wnpa-sec-2013-25:ASN.1 BERディセクターのクラッシュ)は旧安定版であるv1.6系統にも影響する。修正が施された最新版v1.6.15がすでに公開されており、アップデートが推奨されている。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.8.7(13/05/17)

(柳 英俊)