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日本トータルシステム、無償グループウェア「GroupSession」v4.2.0を公開

“安否確認”機能が新たに搭載されたほか、「Internet Explorer 10」をサポート

「GroupSession」v4.2.0

 日本トータルシステム(株)は30日、無償で利用できるJava製の国産グループウェア「GroupSession」の最新版v4.2.0を公開した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 今回のアップデートの目玉は、大規模災害の発生時などに社員の安否確認を効率的に行うための“安否確認”機能。“安否状況”“現在地”“出社状況”などを入力・集計するためのWebフォームへのリンクを、グループウェアの参加メンバーへメールで一斉送信する仕組みで、PCだけでなくスマートフォンやフィーチャーフォンからも利用できる。

 また、本バージョンから「Internet Explorer 10」がサポートされた。「Internet Explorer 10」「Google Chrome」「Firefox」「Safari」では、ドラッグ&ドロップによる添付ファイルのアップロードにも対応している。そのほかにも、さまざまな不具合の修正や機能改善、コンポーネントのアップデートなどが施された。

 なお、「GroupSession」の動作には「Java 6」または「Java 7」が、J2EEコンテナとして「Apache Tomcat 6」または「Apache Tomcat 7」が必要。個人・法人やユーザー数を問わず無償で利用できる。

ソフトウェア情報

「GroupSession」
【著作権者】
日本トータルシステム(株)
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.2.0(13/07/30)

(柳 英俊)