テレビ風の時刻表示をデスクトップに追加する「TVClock」がメジャーバージョンアップ

「TVClock」v2.0.1

　デスクトップに時刻を表示するソフト「TVClock」の最新版v2.0.1が、8日に公開された。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。

　「TVClock（テレビ クロック）」は、デスクトップへテレビ風の時刻表示を追加するソフト。タスクトレイに表示される時計よりも見やすく、また文字の書体や書式、装飾、エフェクト、背景などが設定できるなどカスタマイズ性も高い。本ソフトの起動中は、タスクトレイの時計を非表示にしておくことも可能。

　デスクトップの一部を占拠してしまうものの、特定の時間帯は非表示にする、マウスカーソルを近づけるとフェードアウトするといった設定も可能。ほかの作業を極力妨げないように配慮されているのがうれしい。表示に関わる設定は“スタイル”としてファイルに保存可能で、複数の表示設定を手軽に切り替えたり、時間帯によって表示を切り替えるために利用できる。

　本バージョンはメジャーバージョンアップと位置付けられており、一から再設計されている。そのため、旧バージョンであるv1.0系とはデータの互換性がないので注意。また、Windows 98/Meのサポートが終了している。一方で、Windows 8が対応OSに加えられた。

　機能面での変更は、カスタマイズ性の向上と表示エフェクトの拡充がメイン。また、プラグイン機構が実装されたのも大きな変更点。標準では「アラーム」プラグインのみの構成となっているが、今後のラインナップ充実に期待したい。

“スタイル”の編集

プラグイン機構を実装