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オープンソースの高機能タスクマネージャー「Process Hacker」v2.32が公開

「Windows 8.1」対応に関わる変更が中心

「Process Hacker」v2.32

 オープンソースの高機能タスクマネージャー「Process Hacker」の最新版v2.32が、31日に公開された。寄付歓迎のフリーソフトで、現在“SourceForge.net”のプロジェクトページからダウンロードできる。

 「Process Hacker」は、プロセス・サービス・ネットワーク・ディスクアクセスなどをモニタリングできる多目的ツール。カーネル、WOW64、CLRのスレッドスタックを表示することも可能で、ソフトウェアのデバッグやマルウェアの調査などに役立つ。またプラグインによる機能拡張にも対応しており、さまざまなプラグインが標準で同梱されている。

 今回のアップデートは、「Windows 8.1」対応に関わる変更が中心。“conhost.exe”の情報やCPU周波数の表示に関わる問題、リフレクトされたプロセスが終了できない不具合などが解決されている。また、スレッドスタックを表示する際に進捗状況が表示されるようになったほか、“ExtendedServices”プラグインがアップデートされ、サービスの起動・停止のトリガーとして指定できるデータタイプが増えた。

スレッドスタックを表示
サービスの起動・停止トリガーの追加

ソフトウェア情報

「Process Hacker」
【著作権者】
Wen Jia Liu 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8(64bit版を含む、編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.32(13/10/31)

(柳 英俊)