レビュー

絵文字にも対応、国産でシンプル・モダンなバイナリエディター「YuHex」

4GBを超える巨大ファイルも扱える

「YuHex」v1.04(ブラックテーマ)

 「YuHex」は、バイナリファイルの編集、検索、エンコーディングの変更などの機能を備えた、国産のシンプルでモダンなバイナリエディター。64bit版のWindows 11に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトから無償でダウンロードできる。

バイナリーファイルの操作に必要な機能を備える(ダークブルーテーマ)

 バイナリエディターは枯れたジャンルで、今でも老舗アプリの人気が根強いが、本ソフトは最近になって開発が始まっただけあり、全体的にモダンな印象を受ける。4GBを超える巨大ファイルを軽々と扱える点や、デスクトップが100%以外のスケーリングに設定される高解像度ディスプレイをサポートする点なども魅力だ。

 また、多彩なテキストエンコーディングに対応するのも特徴。ASCIIやUnicode(UTF-8、UTF-16LE、UTF-16BE)はもちろん、以下のエンコーディングを標準でサポートするほか、絵文字も扱える。

  • 日本語:Shift_JIS
  • 韓国語:Windows-949、EUC-KR
  • 中国語:Big5、GBK
  • タイ語:TIS-620
  • ベトナム語:Windows-1258
  • インド系:ISCII デーヴァナーガリー



 そのほかのおもな機能は、以下の通り。

  • ファイル内検索
  • 指定オフセットへのジャンプ
  • ダークモード
  • ズーム機能([Ctrl]キーを押しながらマウスホイールを操作)
  • フォント設定
  • 読み取り専用モード(データの誤編集を防止)
  • 最近開いたファイルの履歴
  • 最近検索したワードの履歴
  • データインスペクター
  • 構造体ビュー
  • 充実したキーボードショートカット

 データインスペクターと構造体ビューは、[設定]-[解析]メニューから利用可能。

 データインスペクターはカーソル位置にあるバイナリデータを見やすく表示してくれるパネルで、エディター画面の右側に表示される。

データインスペクター

 一方の構造体ビューは、バイナリデータを定義ファイルに従って解釈する。エディター画面の右側に表示され、ファイルのデータ構造を解析・可視化する。定義ファイルはZIP形式のものなどがプリセットされているが、自分で作成することもできる。

構造体ビュー(ライトテーマ)

ソフトウェア情報

「YuHex」
【著作権者】
Yutaka Hirata(平田 豊) 氏
【対応OS】
Windows 11(x64)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.04(26/04/25)