レビュー

「X Pro」難民に捧ぐ!複数タイムライン同時表示X(Twitter)アプリ「XTimelineViewer」

拡張機能にも対応、充実したキーボードショートカットで素早く操作可能

「XTimelineViewer」

 「X Pro」が突如「プレミアムプラス」プラン専用になり、「プレミアム」プランで利用できなくなってからはや1カ月がたとうとしている。「プレミアムプラス」プランは月額6,080円と個人で利用するには高額で、今まで「X Pro」のために「プレミアム」プランを利用していたが「プレミアムプラス」プランには手が出ないという人も多いのではないだろうか。

 そもそも「X Pro」は「TweetDeck」と呼ばれていた頃、無料で利用できたし、単体のデスクトップアプリとして機能していたものだ。初期のころから利用していたユーザーにとってはWebアプリ化され、有料化され、大幅値上げされたことになるので、愚痴の一つもこぼしたくなる。

 「XTimelineViewer」は、そんな「TweetDeck」「X Pro」を利用していたユーザーにおすすめしたい、X(旧称Twitter)クライアントアプリ。複数のタイムラインを横に並べて一覧でき、Xでのリアルタイム情報収集を効率化してくれる。

 起動すると『X の URL ショートカットをドロップ』と書かれた空のウィンドウが現れるので、Xの任意ページを表示したWebブラウザーのアドレスバーをドラッグして、文字部分にドロップしよう。タイムラインが追加できる。URLショートカットファイル(.url形式)のドラッグ&ドロップでもタイムラインを追加可能だ。

アドレスバーのドラッグでタイムラインを追加可能

 必要なタイムラインを好きなだけ追加したら、もうそれで使えるようになる。本ソフトはタイムラインの最上部を表示していると指定した間隔で自動更新可能(拡張機能「TwitterTimelineLoader」を同梱することで実現)。Xにログインしていれば左上の[投稿]ボタンからポストもできる。

ポストも可能

 タイムラインはドラッグで並べ替えられるほか、歯車型のボタンから表示できる設定ダイアログで幅の変更やXのヘッダー要素(Xの左サイドバー)、投稿画面(ホームタイムラインのみ)の表示・非表示を変更できる。また、自動更新機能を「TwitterTimelineLoader」で実現していることからわかるように、「Google Chrome」や「Microsoft Edge」の拡張機能にも対応しており、インストールフォルダー直下にある[extensions]に拡張機能ファイル(.crx形式、実体はZIP書庫)を展開したファイルを保存することで追加可能。

設定ダイアログ

 さらに、本ソフトはキーボードショートカットが充実しており、ほとんどの作業をキーボードで行える。利用できるショートカットキーは以下の通り。

  • [Ctrl]+[→]キー:右のタイムラインへフォーカス移動
  • [Ctrl]+[←]キー:左のタイムラインへフォーカス移動
  • [Home]キー:タイムラインを先頭へスクロール
  • [End]キー:タイムラインを末尾へスクロール
  • [F5]キー:タイムラインをリロード
  • [Ctrl]+[N]キー:新規投稿ダイアログを開く
  • [Ctrl]+[↑]キー:前のポストへフォーカス
  • [Ctrl]+[↓]キー:次のポストへフォーカス
  • [Ctrl]+[R]キー:フォーカス中ポストをリツイート(リポスト)
  • [Ctrl]+[B]キー:フォーカス中ポストをブックマーク
  • [Ctrl]+[F]キー:フォーカス中ポストをお気に入り(いいね)
  • [Backspace]キー:ナビゲーションの[戻る]

 本ソフトはWindows 10以降に対応するオープンソース(MITライセンス)のフリーソフトで、現在GitHubのプロジェクトページからダウンロードできる。なお、プロジェクトページには、動作にDevチャネルの「Microsoft Edge Insider」が必要とあるが、編集部では「Microsoft Edge Insider」なしでも動作した。

ソフトウェア情報

「XTimelineViewer」
【著作権者】
Hidetoshi Yanagi 氏
【対応OS】
Windows 10以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(26/04/12)