レビュー

「X Pro」(TweetDeck)の代わりに ~マルチカラム型「X」クライアント「Open-Deck」

Google Chrome/Firefox対応、スパム対策「Clean-Spam-Link-Tweet」とも連携

「X Pro」(TweetDeck)が突如、高額な「プレミアムプラス」プラン必須に

 「X」(Twitter)での情報収集に不可欠ともいえるマルチカラム型の公式クライアントアプリ「X Pro」(TweetDeck)が突如、高額な「プレミアムプラス」プランを契約しなければ使えなくなり、困っている人は少なくないだろう。「X」の開発者は1、2週間以内により強力なツールをリリースするとしているが、それが待てないユーザーもいるはずだ。



 そこで今回紹介するのが、「X Pro」の代替として有望なWebブラウザー拡張機能「Open-Deck」だ。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」。正式なサポートブラウザーは「Google Chrome」と「Firefox」のみだが、「Microsoft Edge」でも正常に動作するようだ。

「X Pro」の代替として有望なWebブラウザー拡張機能「Open-Deck」

 「Open-Deck」を利用するには、ストアから拡張機能をインストールして、「x.com/run-opdeck」にアクセスすればよい。すでにWebブラウザーで「X」にログインしたことがあるならば、複数の列(カラム)からなる閲覧画面が現れるだろう。拡張機能のアイコンをツールバーに追加し、そこからアクセスしてもよい。

「x.com/run-opdeck」にアクセス。複数の列(カラム)からなる閲覧画面が現れる
拡張機能のアイコンをツールバーに追加し、そこからアクセスしてもよい

 本拡張機能では、以下をカラムとして表示できる。

  • タイムライン:フォローしているユーザーの投稿などを閲覧可能
  • 通知:リプライや新規フォローなどのイベントを一覧
  • 「Explorer」(ユニバーサル):検索などが行える万能カラム。好みの画面へ移動してから、ヘッダーアイコンの“ピン留め”を押すと、次回からそこが表示される

 どのカラムを表示するかは自由にカスタマイズが可能。新しいカラムを追加したい場合は、左のバーから[+]ボタンのついたアイコンをクリックする。それぞれのカラムの表示や更新の間隔を調整したい場合は、カラムヘッダーの歯車アイコンから設定画面へアクセスすればよい。好みのスタイルが構築できたら、左のバーで“プロファイル”として保存できる。

ヘッダーアイコンの“ピン留め”を押すと、「Explorer」(ユニバーサル)カラムの表示が固定される
それぞれのカラムの表示や更新の間隔を調整したい場合は、カラムヘッダーの歯車アイコンから設定画面へアクセス

 そのほかにも、本拡張機能には以下の機能が実装済み。

  • 文章の校正
  • カラムの上下2段表示
  • 「X」の不要な要素(サイドバー・ヘッダー)の開閉

 文章校正機能にはAIが使われているようだが、校正の結果や履歴は一切記録されず、モデルの学習にも用いられないとのこと。

文章の校正
「X」の不要な要素(サイドバー・ヘッダー)の開閉

 また、「X」のスパム対策拡張機能「Clean-Spam-Link-Tweet」もサポートしており、すべてのカラムでスパムの可視化やブロックが可能だ。

ソフトウェア情報

「Open-Deck」Google Chrome/Firefox拡張機能ともに
【著作権者】
kawa-nobu 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.3.2(26/03/13)