レビュー
「VS Code」でMarkdownの編集とプレビューの行き来を減らす「Markdown Live Editor」
エディターとプレビューを融合させたWYSIWYGスタイルの編集を実現
2026年4月2日 18:11
Markdownはそのままでも読めることが重視されており、わざわざHTMLでプレビューしなくても内容がわかる。しかし、画像がふんだんに用いられたリッチな文書を書くときは、やはりプレビュー画面と行き来しなければならないことが多くなる。これが「GitHub」に掲載するMarkdownドキュメントともなるとなおさらだ。
「GitHub」ではテーブルデータ、構文色分け(シンタックスハイライト)されたプログラムコード、「Mermaid」のダイアグラム、「KaTeX」の数式表現なども埋め込めるが、できればHTMLレンダリングされた様子をプレビューしたままで編集、つまりWYSIWYG編集がしたくなる。
今回紹介する「Markdown Live Editor」は、そうしたニーズに応えてくれる「Visual Studio Code」拡張機能だ。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」。「Visual Studio Marketplace」などから無償でダウンロードできる。
本拡張機能を利用するには、「コマンド パレット」やMarkdownファイルの右クリックメニューから[Open with Markdown Live Editor]コマンドを選択する。本拡張機能が対応する表現は、おもに以下の通りだ。
- 「Milkdown」ライブラリでレンダリングした状態で編集できる
- ソースファイルとビジュアルエディターの内容が双方向同期される
- 「GitHub Flavored Markdown」(GFM)に対応。表(テーブル)、タスクリスト、取り消し線、脚注といった、「GitHub」でお馴染みの表現が使える
- 「GitHub」スタイルのアラートに対応
- 絵文字ショートコードをサポート(「:smile:」ならば「😄」、「:rocket:」ならば「🚀」など)
- 「Mermaid」記法のダイアグラムに対応。さまざまな図をライブプレビューできる
- 「KaTeX」数式のサポート。インライン、ブロックともに対応する
- シンタックスハイライト:「highlight.js」ベースでプログラム言語の自動認識も可能
「Visual Studio Code」ビルトインのプレビューペインよりも充実しており、リッチなドキュメントであってもプレビューペインと行き来することなく執筆できるだろう。
また、若干の編集補助機能も備えている。
- スラッシュコマンド:「/」を入力すると、見出し、リスト、表、コードブロック、数式、「Mermaid」図などをすばやく挿入できる
- 選択ツールバー:テキストを選択すると、太字、斜体、取り消し線、コード、リンクといったテキスト修飾ボタンを表示
- リンクのツールチップ:リンクにカーソルを合わせると、URLをプレビュー。編集や削除も可能
- アウトラインパネル:[エクスプローラー]ビューに見出しの階層を表示。クリックでナビゲーションできる
- 見出しの折りたたみ:見出しごとにセクションを折りたたんだり展開したりできる
- エディター内検索:一致箇所をハイライト表示して、キーボード操作で移動
- 行数と単語数のカウント:ステータスバーに表示
そのほかにも、相対パスで参照されたローカル画像を表示したり、レンダリング時に独自のスタイルを適用するカスタムCSSなどに対応する。
ソフトウェア情報
- 「Markdown Live Editor」
- 【著作権者】
- Jun Ishii 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.5.1(26/3/30)
























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