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X(Twitter)スパムを通知欄からもワンクリック報告 ~「Clean-Spam-Link-Tweet」v1.9.8.4
危険なリンク・鬱陶しいスパムをタイムラインから一掃する無償のブラウザー拡張機能
2025年2月4日 14:39
「X」(Twitter)のスパム投稿をタイムラインから一掃するWebブラウザー向け拡張機能「Clean-Spam-Link-Tweet」が1月29日、v1.9.8.4へとアップデートされた。本バージョンでは、通知欄からもユーザーを報告できるようになっている。
「Clean-Spam-Link-Tweet」(CSLT)は、「X」でよく見かけるスパム投稿を警告を行ったり、非表示にできる拡張機能。インプレッション(表示数)報酬を狙って絡んでくるアカウントや、悪質なリンクをリプライ・引用リポストしてくるアカウントをタイムラインから排除できる。現在でもアクティブに開発されており、新しいタイプのスパムにもいち早く対応してくれるのがありがたい。
本拡張機能は、スパムとおぼしきユーザーや有害な投稿を行うアカウントを「X」の運営にワンクリックで報告する機能が搭載されているが、本バージョンではそれが通知欄でも利用できるようになった。
たとえば最近、「現金」というキーワードを含むポストを投稿すると「おカネを配る」というアカウントに「いいね」されることがあるが、そうした鬱陶しいスパムアカウントをその場でスパム報告できる。報告後に自動でミュート・ブロックすることも可能だ。
ただし、あまりそうしたアカウントに遭遇したことがないユーザーにとってこのボタンは邪魔で、誤操作の心配もあるだろう。そこで2月2日にリリースされたv1.9.8.5では、通知欄の報告ボタンを非表示にするオプションも提供されるとのこと。「Chrome ウェブストア」での展開は確認できていないが、Googleによる審査の上、近日中にリリースされるものと思われる。
「Clean-Spam-Link-Tweet」は「Google Chrome」や「Firefox」に対応しており、各アドオンライブラリから無償でダウンロード可能。ソースコードは「GitHub」で公開されており、ライセンスは「MIT」となっている。
ソフトウェア情報
- 「Clean-Spam-Link-Tweet」
- 【著作権者】
- kawa-nobu 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.9.8.5(25/02/02)