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Windowsをゲームパッドで快適に使えるゲーム専用UI「Xboxモード」が正式展開、「Steam」「Epic Games」のゲームでも利用可能

「ROG Xbox Ally X」向けAI高画質機能も一部で提供

「Xboxモード」のイメージ

 マイクロソフトは5月1日、Windows 11に向けて、「Xboxモード」の配信を開始した。4月にRelease Previewとして提供されていたものが、本実装されたかたちとなる。

 「Xboxモード」は、従来のWindowsデスクトップ画面とは異なる、ゲームプレイに特化したUIを採用したもの。ゲームパッドのみでPCゲームをプレイすることに特化しており、いわゆる家庭用ゲーム機に近いUIとなる。2025年に発売されたポータブルゲーミングPC「ROG Xbox Ally」シリーズで初めて採用され、「フルスクリーンエクスペリエンス(FSE)」と呼ばれていた。

「Steam」や「Epic Games」のゲームでも利用可能

 利用できるゲームは「Microsoft Store」のものだけでなく、「Steam」や「Epic Games」といった他社のゲーム配信プラットフォームのものも含まれ、ライブラリとして統合管理できる。

 本機能をインストールしたからといって、起動画面がゲームに特化したUIに切り替わるわけではない。起動時から標準で「FSE」が表示された「ROG Xbox Ally」とは異なり、任意のタイミングで「Xboxモード」のUIに切り替えるという運用になる。

「Xboxモード」が導入されると、設定の[ゲーム]-[Xboxモード]が追加される。[Xboxモードを有効にする]がONになっていれば利用可能
「Xbox」アプリの右上に[Xboxモード]のボタンが現れ、クリックすると「Xboxモード」のUIに移行する
「Xboxモード」を4Kディスプレイで表示すると、ややスカスカした感じになってしまったが、ゲームパッドでも快適に操作できるようになった

 なお名称が「Xboxモード」ということで、家庭用ゲーム機の「Xbox」シリーズのソフトがPCで動作するのかと誤解されるかもしれないが、そういった機能は搭載されていない。あくまでPCプラットフォームにおけるマイクロソフトのゲーム事業という意味合いでの「Xbox」である。

 提供はWindows Updateから行われるが、現時点では日本を含む一部地域にのみ展開される。また[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]の項目をONにしている場合に限って配信される。

 このほか、「ROG Xbox Ally X」を利用しているXbox insider向けに、「Auto SR(自動スーパー解像度)」の提供が開始された。NPUを用いてゲームの映像を高解像度化するAI機能で外部ディスプレイに接続した際に、滑らかなフレームレートを維持したまま1440p相当の画質を実現するとしている。