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JIS第一水準漢字の収録を完了した手書き風フォント「よもぎフォント」v2.15が公開

JIS第二水準の漢字が36文字収録され、今後はJIS第二水準漢字の追加が期待される

「よもぎフォント」v2.15

 拙い雰囲気でありながらも読みやすさを失っていない、かわいらしい手書き風フォント「よもぎフォント」の最新版v2.15が、10日に公開された。最新版の主な変更点は、JIS第一水準漢字の収録を完了したこと。

 同フォントは、v2.00で教育漢字の収録を完了して以来、バージョンアップを重ねるたびに収録漢字を増やしていた。今回JIS第一水準漢字の収録を完了するとともに、JIS第二水準の漢字が36文字収録され、今後はJIS第二水準漢字の追加が期待される。また、囲み文字や省略記号、罫線を変換することで表示できる絵文字も追加されており、収録文字は3002文字になっている。

 そのほか、本バージョンよりフォントの形式がTrueTypeからOpenTypeフォントに変更されており、旧バージョンを利用している場合はTrueType版を削除することが推奨されている。

 本フォントは、Windowsなどに対応するフリーのOpenTypeフォントで、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。フォント自体の改変や、著作権を侵害する行為を除き、商用やアプリケーションなどへの埋め込み、Webフォントとしての利用など、多くの用途が認められている。

ソフトウェア情報

「よもぎフォント」
【著作権者】
さつやこ 氏
【対応OS】
Windowsなど(編集部にて64bit版のWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.15(14/05/10)

(長谷川 正太郎)